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fld_nor.gif 『朝焼けのベンチ、裸の目覚め』をアレンジしてみました
投稿日 : 2026/01/27(Tue) 21:25
投稿者 ベル
参照先
『朝焼けのベンチ、裸の目覚め』



美岬(27歳・広告代理店OL)は、土曜の朝5時半に目を覚ました。
最初に感じたのは、全身に当たる柔らかい朝日と
背中に伝わるベンチの冷たい木の感触だった

「ん?・・・ああ、もう朝なのね?」
ぼんやりとした意識の中で、何かがおかしいことに気付いた。
「肌が直接ベンチに触れている?
・・・いや、そもそも服がないわ。それも全部、一切ない!」
自分の状況に気付いた瞬間、美岬は頭が真っ白になった。
そして徐々に、昨夜の記憶がフラッシュバックしながら甦った。

金曜の取引先との接待で、お客様をタクシーで送ったまでは良かったが
所持金が足りず自宅に着く前に途中下車。
酔い覚ましを兼ねて、見覚えのある近所の公園まで
フラフラ歩いて帰ったのは覚えていた。
少し休憩しようとベンチに座ったが、夜だというのに蒸し暑くてたまらず
「ちょっと上着を脱いで涼んでいこう」と思ったのが最後の記憶だった。
どうやらその後、全部自分で脱いでしまったらしい。
ワンピースもブラもショーツも、足元にグチャグチャになって落ちていた。

「やばい。やばい、やばいよ!」
美岬は慌てて身体を起こした。
プルンッと揺れた乳房の真ん中で、朝の冷気に反応した乳首が尖っていた。
股間は完全に無防備で、膝を開いた状態で座っていた。

急いで周囲を見回すと、幸い、まだ誰もいないようだった。
この公園は住宅地にある緑地帯の一角で、早朝はジョギングコースとして人気だが
今は静かで人の気配はなかった。
遠くで鳥の声だけがする。時計が示す時刻は5時35分。
夏の朝は明るくなるのが早く、すでに東の空がオレンジに染まり始めていた。

美岬はまず、足元の服を拾い上げた。
だがワンピースはボタンがいくつか外れ、ブラはストラップが千切れていた。
どうやら酔った勢いで乱暴に脱いだらしい。
ショーツに至っては、どこかに放り投げたのか見当たらない。

「・・・どうしよう」
公園の出口までは50メートル。その先の自宅アパートまでは、さらに300メートル。
「ボロボロでもまず服を着直すか、それとも今すぐこのままダッシュで帰るか」
だが、じっくり考える暇はなかった。
もうジョギングしに訪れた人影が、少し先に見えていたからだ。

「今、飛び出せば、間違いなく見つかっちゃう」
やり過ごすしかないと決めた美岬は、慌ててベンチの陰にしゃがみ込み
身体を丸めて抱え込んだ。
木の幹とベンチの背もたれでかろうじて隠れられているハズだが、確証はなかった。
心臓がバクバク鳴り、汗が背中を伝う。
その一方で、股間が熱く疼き、濡れてくるのが分かった。
恐怖と興奮が混じっていたが、美岬に出来ることは息を潜めることだけだった。


5時40分。最初のジョガーが現れた。
40代くらいの男性、ヘッドフォンをつけてリズム良く走って来るのが見えた。
美咲は呼吸を止めた。両腕で胸を覆い隠し、丸めた身体に力を込めた。
ジョガーがベンチの前を通過した時、視線が一瞬コチラを向いた気がした。
「・・・気付かれた?」
美岬の心拍がさらに激しくなったが、男性はそのまま走り去って行った。
安堵の息を吐いたのも束の間、すぐに次の危機が訪れた。


今度は20代後半くらいの女性二人組。
会話しながらゆっくり走るスロージョガーだった。
「今日も暑くなりそうね~」
「ほんと、朝のうちに走らないと死んじゃうわ」
二人組はベンチのすぐ近くで立ち止まったうえに、ストレッチを始めた。
「・・・(ウソでしょう?なんでココでストレッチなんか始めるのよ!)」
美咲は凍りついた。
ベンチの背板の隙間から、二人の足がすぐ目と鼻の先に見えた。
「・・・(もし彼女たちがベンチに腰掛けようとすれば、私に気付かないハズがない!)」
恐怖と興奮が一段と高まったが
やはり美岬に出来ることは息を潜めることだけだった。

「ねえ、あそこに服が落ちてない?」
「・・・いや、これはショーツだわ!」
一人が指差すと、もう一人が近付いて拾い上げた。
美咲の心臓が止まりそうになり、膝がガクガクと震え出した。
「えっ、ウソでしょう?誰か酔っ払って脱ぎ捨てたのかな?」
「ヤダ、それって変態じゃないの?」
二人組はクスクス笑いながら、ショーツを放り捨ててそのまま走り去った。

美咲はようやく一息ついた。でも、状況はまだ何も変わっていなかった。
この状況から逃れるには、タイミングを図りつつ
この場から離れるしかないからだ。


5時50分。公園の利用者が増えてきた。
犬の散歩のおじいさん、ウォーキングの中年夫婦、学生らしきランニンググループ。
幸い、ベンチの近くまで来る人はいなかった。
美岬はベンチの陰で身を潜めたまま、なんとか服を集めて着始めた。
ボタンの取れたワンピースを無理やり羽織り
ブラは諦めて乳房を両腕で覆い隠した。
最大の問題はショーツがないこと。股の部分が土で汚れ、履く気がしなかった。
しかし、ワンピースの裾には元からスリットが入っていて
もし風が吹いて捲れても一巻の終わりだった。


6時ちょうど。ついに、決断する時がきた。
美岬はベンチの後ろから立ち上がり
胸元を両腕で必死に押さえながら、公園の出口へ向かった。
視線を感じても振り返れないし、早足で歩けば裾が捲れてしまうが
多少はしょうがないと割り切ることにした。

出口まではあと20メートル。
前方から、若い男性のジョガーが向かって来るのが見えた。
美岬は咄嗟に、植え込みの樹木の陰に飛び込んでやり過ごした。
コチラを気にした若い男性が通り過ぎるまでの数十秒が、とても長く感じられた。

出口を通り抜ければ、あとは住宅地を300メートル走り抜ければ
アパートにたどり着ける。
「・・・(近所の人と鉢合わせても終わり。でも、もう止まれない)」
ワンピースがはためき、胸が揺れ
お尻が半分見えそうになっているだろうと思いつつ
美岬は下唇を噛みしめて必死に走った。

アパートの外階段を駆け上がり、手が震えて鍵を開けるのに3回も失敗したが
ようやく部屋に入ることが出来た。
ドアを閉めた瞬間、美岬は床に崩れ落ちた。

「・・・生きてる。私、やり遂げたんだ!」
美岬は力なく笑った。
恐怖と解放感と得体の知れない興奮が混じり合って、自然と涙が浮かんで来た。
フラフラと立ち上がって浴室へ移動し、暖かいシャワーを浴びて気持ちが落ち着くと
右手の中指が自然とクリトリスへ伸びていた。
「もう、コリゴリよ。どんなに酔ったって、二度とベンチで寝たりなんかしないわ」
しかし言葉とは裏腹に、朝の公園で味わったあの開放感は
羞恥と共に深く心に刻み込まれていた。

「だって、覚えていないだけで、自分で脱いだんじゃないかも知れない。
私の目が覚める前に、素っ裸になっていると気付いた人が
私のヌードをスマホで撮ったかも知れない。
それどころか、私のオマンコに指を入れた人だって・・・」
そんな危険な状況を頭に思い浮かびながら
美岬は今までにないくらいの『高み』に登りつめていった。

(おわり)


追伸:リスペクトを示す意味で
   主人公の名前は、美咲→美岬に変更しました。
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