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『深夜の散歩道』
投稿日
: 2026/03/25(Wed) 05:00
投稿者
:
ベンジー
参照先
:
http://www.benjee.org
『深夜の散歩道』
私の名前は彩花、29歳。夫の拓也とはもう6年になる。
拓也は日中は真面目なエンジニアで、誰が見ても「いい旦那さん」タイプ。でも、週に一度か二度、会社の飲み会から帰ってくると別人になる。
最初は冗談だと思っていた。
結婚2年目の夏、拓也が泥酔して帰宅し、突然「彩花、服脱いで」と言い出したとき、私は笑って流した。
でも彼は本気だった。リビングの明かりを消し、ベランダのガラス戸を開けて「出てみてよ。誰も見てないから」と囁いた。
私は半信半疑でTシャツを脱ぎ、ショーツだけになった。夜風が肌を撫でた瞬間、ぞわっと鳥肌が立った。
拓也は目を細めて「きれいだな……もっと」と言い、私の手を引いてベランダに出した。
下の道路は静かだったけど、遠くの街灯が私のシルエットを浮かび上がらせている気がして、心臓がうるさかった。
その夜はそこで終わった。でも、それが始まりだった。
それから拓也の「酔いの儀式」は少しずつ大胆になった。
マンションの共用廊下で上半身裸にされる。
深夜のコンビニまでノーブラでコート一枚。
公園のブランコに座ってスカートをたくし上げさせる。
毎回「見られるかも」という恐怖と、「見られたい」という夫の視線が混じって、私の体は勝手に熱くなった。
「やめようか?」と一度だけ聞いたことがある。
拓也は少し寂しそうに笑って「彩花が嫌ならやめるよ。でも……俺、彩花が外で震えてるのを見るのが好きなんだ」と言った。
その言葉に、私は何も言えなかった。
だって、私も嫌いじゃなかったから。
今夜のルール
今日は拓也の部署の忘年会だった。
帰宅したのは午前1時半。玄関を開けた瞬間、アルコールの匂いがふわっと広がった。
「彩花ぁ……ただいま」
拓也の声はいつもより甘く、呂律が少し回っていない。
私はソファで待っていた。もう分かっている。この時間、この匂い、この目つき。
今夜は何か「新しいこと」をされるのだろう。
拓也は上着を脱ぎ捨て、私の前に立った。
「今日は特別なルールにするよ」
彼はスマホを取り出し、写真を撮るジェスチャーをした。
「全部脱いで。で、外に出る。公園まで歩く。途中で俺が撮っていい写真は全部撮る。彩花が拒否したら……今日は終わり」
私は息を飲んだ。
うちから一番近い公園まで、徒歩で7分。夜中とはいえ、車通りはある。街灯もある。犬の散歩をする人もいるかもしれない。
でも、拓也の目はもう決まっていた。
私は立ち上がり、ゆっくり服を脱いだ。
ニット、ブラウス、ブラ、スカート、パンティ。
全部床に落ちた瞬間、部屋の暖かさが急に遠のいた。
拓也は満足げに頷き、私の肩に薄手のトレンチコートをかけた。
「これだけ。靴も履かなくていいよ。裸足で感じて」
私は首を振ったけど、体はすでに動いていた。
玄関のドアを開けると、冷たい空気が足元から這い上がってきた。
夜の道
マンションのエントランスを出て、すぐに左の細い道に入る。
アスファルトが冷たくて、足の裏がびりびりした。
拓也は少し後ろを歩き、時々「コート開けて」と言う。
私は言われるまま、前をはだけた。胸の谷間から下腹部まで、夜風が直接肌を撫でる。
遠くで車のライトが通り過ぎるたび、体を縮めた。
「見られてるかもよ」拓也が耳元で囁く。
その一言で、下半身がきゅっと締まるのが自分でも分かった。
公園に近づくと、街灯の数が増えた。
ベンチの近くで拓也が「止まって」と言う。
私は立ち止まり、コートを肩から落とした。
全裸。裸足。真夜中の公園の入り口。
拓也はスマホを構え、フラッシュなしで何枚も撮った。
「腕を上げて。胸を突き出して。いい子だ」
私は言われるままポーズを取った。
風が吹くたび、乳首が硬くなる。
恥ずかしくて、でもどこか誇らしいような気持ち。
拓也だけが見ているはずなのに、まるで世界中が見ているような錯覚。
「もっと奥まで行こう」
拓也は私の手を引いて、公園の奥の遊具の方へ。
ブランコの鎖が冷たくて、座った瞬間、体が震えた。
拓也は私の前に跪き、ゆっくり脚を開かせた。
「ここで……触っていい?」
私は小さく頷いた。
指が触れた瞬間、声が漏れた。
静かな公園に、私の喘ぎが響く。
遠くで犬の鳴き声がした。誰かが近くにいるのかもしれない。
その恐怖が、逆に快感を増幅させた。
拓也は私を抱き上げ、ブランコの鎖に手をかからせた。
後ろから抱きつきながら、激しく腰を打ちつける。
ブランコが揺れるたび、体が浮くような感覚。
私は声を抑えきれず、夜空に向かって喘いだ。
「見られてる……誰かに見られてるかも……」
拓也が耳元で囁く。
その言葉で、私は達した。
帰り道と朝
終わった後、拓也は私にコートをかけてくれた。
裸足のまま、ゆっくり家に戻る。
途中で一台のタクシーが通り過ぎ、運転手がこちらを見た気がした。
私は顔を伏せたけど、拓也は笑っていた。
「興奮した?」
「……うん」
本当は「怖かった」も半分入ってる。でも、それを言ったら終わりそうで、言えなかった。
家に着いてシャワーを浴びながら、私は鏡の中の自分を見た。
頬が赤い。目はまだ潤んでいる。
体には拓也の指の跡が薄く残っている。
これが私たちの日常。
夫が酔う夜だけの、秘密の儀式。
翌朝、拓也は二日酔いで苦しんでいた。
「昨日……俺、何かやった?」
私は笑って首を振った。
「いつも通り、優しい旦那さんだったよ」
拓也は安心したように笑い、キスをして会社へ出かけた。
私はベッドに残されたスマホを手に取った。
拓也が撮った写真が、昨夜のフォルダに並んでいる。
全裸でブランコに座る私。
街灯の下で脚を開く私。
どれも、誰にも見せられない。
でも、私はそれを消さなかった。
時々見返して、昨夜の感覚を思い出すために。
夫は酔うと、私を裸にして外に出す。
そして私は、それを待っているのかもしれない。
(おわり)
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『深夜の散歩道』
私の名前は彩花、29歳。夫の拓也とはもう6年になる。
拓也は日中は真面目なエンジニアで、誰が見ても「いい旦那さん」タイプ。でも、週に一度か二度、会社の飲み会から帰ってくると別人になる。
最初は冗談だと思っていた。
結婚2年目の夏、拓也が泥酔して帰宅し、突然「彩花、服脱いで」と言い出したとき、私は笑って流した。
でも彼は本気だった。リビングの明かりを消し、ベランダのガラス戸を開けて「出てみてよ。誰も見てないから」と囁いた。
私は半信半疑でTシャツを脱ぎ、ショーツだけになった。夜風が肌を撫でた瞬間、ぞわっと鳥肌が立った。
拓也は目を細めて「きれいだな……もっと」と言い、私の手を引いてベランダに出した。
下の道路は静かだったけど、遠くの街灯が私のシルエットを浮かび上がらせている気がして、心臓がうるさかった。
その夜はそこで終わった。でも、それが始まりだった。
それから拓也の「酔いの儀式」は少しずつ大胆になった。
マンションの共用廊下で上半身裸にされる。
深夜のコンビニまでノーブラでコート一枚。
公園のブランコに座ってスカートをたくし上げさせる。
毎回「見られるかも」という恐怖と、「見られたい」という夫の視線が混じって、私の体は勝手に熱くなった。
「やめようか?」と一度だけ聞いたことがある。
拓也は少し寂しそうに笑って「彩花が嫌ならやめるよ。でも……俺、彩花が外で震えてるのを見るのが好きなんだ」と言った。
その言葉に、私は何も言えなかった。
だって、私も嫌いじゃなかったから。
今夜のルール
今日は拓也の部署の忘年会だった。
帰宅したのは午前1時半。玄関を開けた瞬間、アルコールの匂いがふわっと広がった。
「彩花ぁ……ただいま」
拓也の声はいつもより甘く、呂律が少し回っていない。
私はソファで待っていた。もう分かっている。この時間、この匂い、この目つき。
今夜は何か「新しいこと」をされるのだろう。
拓也は上着を脱ぎ捨て、私の前に立った。
「今日は特別なルールにするよ」
彼はスマホを取り出し、写真を撮るジェスチャーをした。
「全部脱いで。で、外に出る。公園まで歩く。途中で俺が撮っていい写真は全部撮る。彩花が拒否したら……今日は終わり」
私は息を飲んだ。
うちから一番近い公園まで、徒歩で7分。夜中とはいえ、車通りはある。街灯もある。犬の散歩をする人もいるかもしれない。
でも、拓也の目はもう決まっていた。
私は立ち上がり、ゆっくり服を脱いだ。
ニット、ブラウス、ブラ、スカート、パンティ。
全部床に落ちた瞬間、部屋の暖かさが急に遠のいた。
拓也は満足げに頷き、私の肩に薄手のトレンチコートをかけた。
「これだけ。靴も履かなくていいよ。裸足で感じて」
私は首を振ったけど、体はすでに動いていた。
玄関のドアを開けると、冷たい空気が足元から這い上がってきた。
夜の道
マンションのエントランスを出て、すぐに左の細い道に入る。
アスファルトが冷たくて、足の裏がびりびりした。
拓也は少し後ろを歩き、時々「コート開けて」と言う。
私は言われるまま、前をはだけた。胸の谷間から下腹部まで、夜風が直接肌を撫でる。
遠くで車のライトが通り過ぎるたび、体を縮めた。
「見られてるかもよ」拓也が耳元で囁く。
その一言で、下半身がきゅっと締まるのが自分でも分かった。
公園に近づくと、街灯の数が増えた。
ベンチの近くで拓也が「止まって」と言う。
私は立ち止まり、コートを肩から落とした。
全裸。裸足。真夜中の公園の入り口。
拓也はスマホを構え、フラッシュなしで何枚も撮った。
「腕を上げて。胸を突き出して。いい子だ」
私は言われるままポーズを取った。
風が吹くたび、乳首が硬くなる。
恥ずかしくて、でもどこか誇らしいような気持ち。
拓也だけが見ているはずなのに、まるで世界中が見ているような錯覚。
「もっと奥まで行こう」
拓也は私の手を引いて、公園の奥の遊具の方へ。
ブランコの鎖が冷たくて、座った瞬間、体が震えた。
拓也は私の前に跪き、ゆっくり脚を開かせた。
「ここで……触っていい?」
私は小さく頷いた。
指が触れた瞬間、声が漏れた。
静かな公園に、私の喘ぎが響く。
遠くで犬の鳴き声がした。誰かが近くにいるのかもしれない。
その恐怖が、逆に快感を増幅させた。
拓也は私を抱き上げ、ブランコの鎖に手をかからせた。
後ろから抱きつきながら、激しく腰を打ちつける。
ブランコが揺れるたび、体が浮くような感覚。
私は声を抑えきれず、夜空に向かって喘いだ。
「見られてる……誰かに見られてるかも……」
拓也が耳元で囁く。
その言葉で、私は達した。
帰り道と朝
終わった後、拓也は私にコートをかけてくれた。
裸足のまま、ゆっくり家に戻る。
途中で一台のタクシーが通り過ぎ、運転手がこちらを見た気がした。
私は顔を伏せたけど、拓也は笑っていた。
「興奮した?」
「……うん」
本当は「怖かった」も半分入ってる。でも、それを言ったら終わりそうで、言えなかった。
家に着いてシャワーを浴びながら、私は鏡の中の自分を見た。
頬が赤い。目はまだ潤んでいる。
体には拓也の指の跡が薄く残っている。
これが私たちの日常。
夫が酔う夜だけの、秘密の儀式。
翌朝、拓也は二日酔いで苦しんでいた。
「昨日……俺、何かやった?」
私は笑って首を振った。
「いつも通り、優しい旦那さんだったよ」
拓也は安心したように笑い、キスをして会社へ出かけた。
私はベッドに残されたスマホを手に取った。
拓也が撮った写真が、昨夜のフォルダに並んでいる。
全裸でブランコに座る私。
街灯の下で脚を開く私。
どれも、誰にも見せられない。
でも、私はそれを消さなかった。
時々見返して、昨夜の感覚を思い出すために。
夫は酔うと、私を裸にして外に出す。
そして私は、それを待っているのかもしれない。
(おわり)