桜ひろみの場合


[1] 桜ひろみ ハダカのままメールを打ちました
まだ、何もしていないのに、興奮のためか口内に大量の唾液が、分泌されてしまった。
それを飲み込むと、もう一度送られてきたメールを読み直した。
「カーテン、雨戸、ライト・・・・・・服を脱ぐ」
自分が、やるべきことを確認すると、モニターの電源を切る。
指示を実行したら、セインさんにメールをしなくちゃいけないので、パソコンの電源は入れっぱなしでいいだろう。
それに、電源が入ったままなら、まるでセインさんに見守られているような気分になる。
椅子から立ち上がると、カーテンを開ける。
雨戸は、私の部屋には付いていないので、ここはこれでOKね。
窓の向こうには、道を挟んで家がある。
1階には人がいるらしく、光が見えた。
けど、2階には誰も居ないみたいだ。
私の、部屋から見える向かいの家の部屋に、光を見つけることは出来ない。
続いて、自分の部屋の電気を消した。
「暗い・・・・・・。けど、暗いから出来るんだよね・・・・・・」
最初の指示が、電気をつけたまま服を脱げ、というものだったら、かなりの覚悟が必要だったと思う。
けど、セインさんはちゃんと段階を、踏んでくれるみたいだ。
露出行為を、したいとは思っていても、やる勇気がなかなか出ない、私には有り難かった。
部屋に鍵は付いていない。
両親の部屋は1階にあるので、この時間になると滅多なことがない限り、2階に、それも私の部屋に来ることはない。
暗闇に目が慣れてきた私は、パジャマのボタンに指を掛ける。
指が、震えていた。
「い、いつもしていることなのに・・」
パジャマを脱ぐ、下着を脱ぐ。
これらのことは、日常的にやっていることだ。
変な意味ではなく、着替える時には当然やることだ。
なのに・・・・・・
「・・・・・・外が見えるだけで、こんなに違うのね」
誰にも、見られていないことは確実。
それなのに、緊張と興奮でどうしても指が震えてしまう。
それでも私は脱ぐことをやめず、1つずつパジャマのボタンを外していく。
お風呂に入った後なので、ブラジャーはしていない。
ボタンを全て外し、両手で前をはだける。
すぅっと、部屋の空気が胸を撫でてくる。
「あっ・・・・・・」
暗闇でよく見えないが、乳首が勃っているのが分かった。
上半身に、着ていたパジャマを、両腕から抜きとると、そっとベッドの上に置いた。
「ふぅぅ・・・・・・」
誰にも、見られていないことは分かっているのに、興奮せずにはいられない。
やっぱり自分は、露出行為がしたいんだと、改めて確認をさせられた気分だ。
残るは、ズボンとショーツだけ。
もう上半身を脱いでしまった後だからだろうか、ズボンを脱ぐことは直ぐに出来た。
かな!先程よりも、暗闇に目が慣れていたので、自分の身体の輪郭をしっかりと見れた。
「私、裸になっちゃうんだ・・・・・」
腰に、引っかかているショーツの端をつまむと、それをゆっくりと下ろしていく。
脱いだショーツは、パジャマと一緒にベッドに置いた。
とうとう全裸になった私は、なんだか恥ずかしくなって、胸を隠すように両手で身体を抱き、しゃがみ込んでしまった。
セインさんの、指示をこなせたという達成感と、もっと恥ずかしいことを、したいという欲求が早くも芽生えた。
ゆっくり立ち上がると、窓の外を確認する。
「大丈夫・・・・・。誰も見てない」
向かいの家の2階は、まだ光はついていない。
部屋に、ある鏡の前に立つと、一糸纏わぬ私の姿が映し出された。
「あぁ・・・・・・凄い・・・凄くエッチだわぁ・・・・・・」
部屋で裸になることが、こんなに厭らしいことだなんて。
乳房ヘと手を伸ばすと、乳首がしっかりと勃っていた。
次に、下半身ヘと手を伸ばす。
「あんっ、あぁっ・」
身体に電気が走った。
本当に、そう思ったくらいの衝撃だった。
秘所は、信じられないくらい濡れていて、少し、触っただけなのに、驚くくらい気持ち良かった。
今すぐ、オナニーを始めてしまいたい、気持ちになった。
きっと、直ぐにイッてしまうだろう。
けど、私はその衝動を抑えると、パソコンの前に座った。
「セインさんに、報告しなくちゃ」
モニターの電源を入れると、私の身体が照らされた。
外は・・・・・・大丈夫みたい。
私は服を着ないで、全裸のままセインさんヘ報告するメールを書いた。

こんばんは、セインさん。
桜ひろみです。
今、セインさんに指示されたことを実行しました。
裸のまま、この報告を書いています。
服を着るよりも前に、セインさんに報告したかったものですから。
部屋で裸になるだけなのに、凄く恥ずかしかったです。
けどその分、凄く興奮してしまいました。
やっぱりセインさんに、メールを送ってよかった。
次は、何をすればいいですか。
セインさんからの、次の指示を楽しみにしています。
それでは、失礼します。

「メール、早く来ないかなぁ」
私は裸のまま、セインさんのメールを待った。
いつ来るか分からないメールを、私は股間を濡らしたまま待っていた。
「早く、来て」


[2] ベンジー
早速、セインさんの命令を実行したのだね。
自分の部屋でハダカになるだけなのに、他人の命令で脱いでいくのが、そんなに恥ずかしかったか。
意識のし過ぎかもしないが、恥じらいは大切だからね。
それで良いと思う。
窓を開けたせいで、ハダカで外にいるような気持になっていたのだろう。
それがセインさんの狙いでもあったようだ。
露出が好きでもなかなか実行できずにいる桜ひろみには丁度良い課題だった。
ハダカのまま報告のメールを書いたのもセインさんに対する忠誠のつもりかな。
さぞ、次のメールが待ち遠しかったのだろうね。


[3] 桜ひろみ トイレはハダカで
初めての露出行為をした後、セインさんに報告のメールを送った。
そしたら、直ぐに返事が来た。
また、次の指示が書かれていると思ったのだが、今夜はこれで終わりとのこと。
少し残念な気持ちもあったが、そういう指示なら仕方がない。
メールには、近いうちにまた指示をする、こちらの指示があるまでは、今夜やった、以上の露出行為はしないように、とも書いてあった。
「今夜やったことか・・・・・・今は、それだけでも充分かもね」
軽い露出行為ではあった。
それでも私は、凄く興奮してしまっていた。
セインさんから、次の指示があるまでは、しばらく今夜やったことを続けてみよう。
セインさんからメールが来たのは、初めての露出から3日後だった。
「今度は、どんな指示なんだろう」
不安と緊張、そして興奮を楽しむ。
それが露出行為なんだと、私は、この数日で気づいていた。
だからこの気持ち・・・・・・胸が苦しいくらいにドキドキとしてしまうのも、ある意味露出行為の一部なんだと思う。

こんばんは、桜ひろみさん。
管理人のセインです。
 
3日もお待たせしてしまい、申し訳ありません。
早速ですが、次の指示を出します。
今夜の指示は、トイレに行くことです。
勿論、ただトイレに行くだけではありません。
部屋で、全ての服を脱いでからトイレに行って、用を足してください。
ご家族に見つかる可能性があるので、慎重に行ってください。
制限時間は午前4時までです。
時間はまだありますので、タイミングを見計らって、指示を実行してください。
それでは、報告のメールを楽しみに待っています。

管理人・セイン

「ト、トイレに・・・・・・は、裸で」
私の家は二階建てで、トイレは一階にしかない。
両親の、部屋は一階にあるので本当に慎重にいかないと、見つかってしまうかもしれない。
今の時刻は午前0時いつもの生活パターンからすれば、たぶん両親は居間にいると思う。
絶対に見つからないようにするためには、夜が更けてから実行する方が、良いに決まっている。
けど、私は・・・・・・
「今から、やっちゃおう、かな・・・・・・」
両親に見つかるかもしれない。
それは、私が恐れていることだ。
娘が、露出行為をしていることを知られるなんて、私自身が恥ずかしいし、両親を幻滅させてしまうだろう。
でも・・・それでも私は、指示を実行しようと思う露出行為を、しているところを見つかるかもしれない、そのスリルを味わいたいと思ってしまったのだ。
部屋のドアを開けると、一階から聞こえてくる音に耳を立てる。
「テレビ、見てるみたい。今なら大丈夫かも」
たとえテレビを、見ていたとしても安全ではないが、部屋でじっとしていても仕方がない。
一度実行すると決めたのだから、覚悟を決めて裸でトイレに行こう。
服と下着を手早く脱ぎ去る。
この三日間、前に出してもらった指示を、ずっと実行していたおかげか、部屋で裸になることに、抵抗はなかった。
もちろん、夜限定でだけど。
身体を、見下ろしてみると、乳首が早くも勃っていた。
アソコは、まだ濡れていないみたいたぶん、今夜の指示が終わる頃には、エッチな液体で濡れていることだろう。
「よし、行こう」
部屋の電気を消すと、廊下に出る。
階段から、下の様子を探ろうとしてみるけど・・・・・・よく分からない。
テレビの音が聞こえるので、たぶん居間にいるだろうという、予想が出来るくらいだ。
足音を、立てないようにそっと階段を下りていく。
一歩一歩下りていくと、階段からギシッという音がする。
私は、その音すら両親に聞かれてしまうのでは、ないかと思い、ハラハラとしてしまっていた。
「・・・・ふぅぅ」
一階に着いた。
でも、落ち着いてはいられない。
落ち着くのは、トイレに入ってからだ。
そうじゃなくちゃ、両親に見つかってしまうかもしれない。
階段を下りる時と同じように、電気の付いていない廊下を、足音を立てないように進む。
 居間からテレビの音と、両親の話し声が僅かに聞こえてくる。
二人が話をしている隙に、私は、トイレの電気をつけると中へと飛び込んだ。
「はぁぁ…あ、鍵」
念の為にトイレの鍵を閉めておこう。
間違って入って来られたら終わりだもの。
明るい光で、照らされることによって、私は興奮していた。
興奮をしているのは、ここが自分の家のトイレだと、いうこともあると思う。
自慰ををしたいという、気持ちに駆られるが、そんなことをしている余裕はない。
今は用を足して、早く部屋に帰らなくては。
「ん・・!」
便座に座ると、下腹部に力を入れていく。
トイレには、2時間以上行っていないので、少し力めば出るはずだった。
けど・・・・・・
「どうしよう・・・「出てくれない」
初めてする行為なだけに、私は緊張をシテしまっている。
たぶんその影響で何も出てくれないのだろう。
でもセインさんの指示は、トイレで用を足してくることだ。
何も、しないまま部屋に、戻ることは出来ない。
「んんっ・・・・・・!」
下腹部に更に力を入れて、必死になって出そうとする。
もう少しで出ると思ったその時、ガチャガチャとトイレの扉が音を立てた。
「・・・・・・っ!」
声にならない悲鳴を上げる。
もしも鍵を掛けていなかったら、裸で力んでいる姿を、確実に見られていた。
「だ、誰・・・?」
「父さんだ、悪かった。ひろみが入っているとは、思わなかったんだ」
「う、うぅん、別にいいよ。ごめんね、もうちょっと待ってて」
「分かった」
父はそう返事をすると、トイレの前から立ち去って、くれたみたいだった。
「はぁぁ・・・・・・」
身体から、緊張を吐き出していくと、股間から一気にオシッコが、放出されていった。
プシャアアァァァッ・・・・・・!
「あっ・・・・・んんん・・・・・!」
トイレを、開けられそうになった時に、緊張が最高潮まで高まり、その危機も去ったからか、今までに、出したことのない勢いで、股間から尿が出ていた。
何かから、開放されたような、そんな快感。
オシッコを、することがこんなにも気持ち良いと感じたのは、生まれて初めてだった。
最後の一滴がピチョンと落ちると、トイレットペーパーで股間を拭いた。
「んあぁっ・・・・・・!」
トイレットペーパーが、秘所をかすめると、私は思わず喘ぎ声を出してしまった。
急いで口を閉じる。
そこまで、大きな声ではなかったので、両親には聞こえていないはず。
裸で、オシッコをしたことで感じてしまい、秘所が敏感になっていたみたいだ。
いつまでも、トイレにいる訳にはいかない。
さて、部屋に戻ろう。
いつまた、父が来るかも分からないのだし。
トイレの水を流すと、私は急いで鍵を外して廊下に飛び出す。
そして、足音を立てていることも気にせず、とにかく急いで部屋に戻った。
部屋に戻ると、扉に寄りかかって座り込んでしまった。
「はぁぁ・・・・・・危なかったぁ。あと少しでお父さんに見つかるところだったわぁ」
胸が、ドキドキしていた。
それは、廊下を走ったからだけでなく、裸でトイレにいたのを、父に見つかりそうになり、興奮してしまったからというのも、理由のひとつだ。
パソコンの前に座ると、私は、セインさんヘの報告メールを、作成していった。
勿論服は着ていない。
裸のままだ。
そのことも書いておこう。
そうすることで、もっと興奮出来ることをセインさんから、指示してもらえるかもしれない。
私はもはや、露出の奴隷。
いや、セイン様の露出奴隷になってしまったのだ。
セイン様からの指示が欲しい。
もっと、恥ずかしいことを命令して欲しかった。
「ふぅ・・・・・送信、と。セイン様・・・・・・メール早く下さい」
そうしないと、自分でも予想が出来ない、行動をしてしまいたくなってしまうのだ。
私は、お気に入りの露出小説を、パソコンに表示させると、主人公の少女を自分に投影しながら、自慰をしていった。
「あっ、んんっ、んあぁっ・・・・・・んっ、ぅんんっ・・!」
1度だけ、自慰をするつもりだったのだが、結局その夜だけで3回も絶頂をしてしまった。
次は、どんな命令をしてくれるのだろう? すごく楽しみ。


[4] ベンジー
セインさんの次の命令は3日後だったのだね。
その間、桜ひろみは、前の課題を繰り返していたわけだ。
早く次の命令が欲しかったのだね。
そして次の命令はハダカでトイレに行くこと、か。
段階を踏んで露出していこうと言うわけだ。
家の中とは言え、家族にハダカで廊下を歩いているところを見られるわけにはいかないからね。
これはこれでスリルがあったことだろう。
そんな生易しいものではないかな。
力んでいるところをお父さんに見られていたら、どうなっていただろうね。
怒られて終わりと、お父さんが桜ひろみの性癖を理解して調教されるのと、どっちが良いだろうね。
何にしても、気持ち良くイってしまったようだ。
次の命令も楽しみだね。


[5] 桜ひろみ とうとう、外で露出……
朝、目が覚めると私は、直ぐにパソコンを起動させる。
勿論、それはセイン様からメールが、来ているかを確認するためです。
「あ、来てる・・・・うふふ!」
知らず知らず、笑みがこぼれてしまう。
今度は、どんな命令なんだろう?
胸を、ドキドキさせながら、私は、セイン様からのメールを開いた。

おはようございます。
桜ひろみさん
管理人のセインです。

昨晩、送られてきた報告を、読ませて頂きました。
貴女の興奮された様子が、手にとってわかるような文章でした。
次回からも、あのような報告を期待しています。
さて、今日からは家の外での、露出をしてもらおうと思います。
勿論、貴女には拒否する権利がありますが、私としては、是非とも続けて貰いたいと思っています。

外での露出ですので、部屋だけでなく外でも、貴女と連絡を取れる状態でありたいです。
ですので、貴女のスマホのメールアドレスを、教えて下さいませ。
貴女が、私にスマホのメールアドレスを送った時点で、私は貴女が外での露出を求めると、判断致します。
私に、教えるのか教えないのか、判断は慎重に。
それでは、失礼致します。

管理人・セイン。

「 とうとう…外で露出・・・・・・」


[6] ベンジー
セイン様からのメールが届いていたね。
いよいよ外での露出になるか。
スマホのアドレスを要求して来たと言うことは、外でリアルタイム調教をすると言うことだ。
どんなことになるのだろうね。


[7] 桜ひろみ スカートは膝上20センチ
「とうとう外で・・・・・・」
あぁ・・・・・・まだ、何の命令もされていないのに、もう胸がこんなにもドキドキしてしまっている。
私は、メールの新規作成を選ぶ。
勿論、セイン様にお返事をするためだ。
待ちに待ったと、言ってもいい外での露出・・・躊躇う理由なんて無い。
本文に、これからも露出の指示を、出して欲しいと言うことと、そしてスマホのメアドを書いた。
内容を確認すると、直ぐに送信ボタンを押した。
セイン様が、今の時間にメールを見てくれたら、上手くいけば朝から指示をもらえるかもしれない。
ニヤニヤとした笑みと、ドキドキとする胸を抱えて私は、階下ヘと朝食を摂るために移動した。
今から、大学ヘ向かおうと思い、部屋を出ようとした瞬間に、スマホが新着メールが来たことを報せた。
「あ、セイン様からだ!」
早速メールの中身を確認する。
すると、メールにはこんなことが書かれていた。

おはようございます、桜ひろみさん。
管理人のセインです。

貴女が、外での露出を求めていると分かり、私としましても嬉しく思います。
では早速ですが、以下のことを実践してください。
まず、制服のスカートを短くしてください。
どの程度短くするかは、貴女にお任せします。
ですが、最低でも膝上20センチ以上は短くしてください。
この短さだけは必須です。
それと、貴女の下着は誰が洗っていますか?
もし親御さんが洗っているようでしたら、今後は自分で洗うようにしてください。
なぜかというと・・・・・いえ、それは今後の、お楽しみということにしましょう。
ということで、以上の2つは今日から実践をしてください。
何度も申していますが、これは強制ではありません。
ですが私は、貴女と一緒にたくさんの恥ずかしいことを、していきたいと考えています。
大学に着いたら、一度私にメールをください。
それと、貴女が講義室で座っている、席の場所も教えて下さい。
それでは、失礼致します。

管理人・セイン

「20センチも短くするの・・・・・・」
私のスカートの丈は、せいぜい膝上8センチだ。
今の、2倍以上の短さに、しなくちゃダメなのね・・・・・・。
「でも、やんなくちゃ。セイン様の命令だもの」
時間が余りなかったので、手早くやらなくては大学に遅刻してしまう。
スカートを切って長さを調節していく。
セイン様からは20センチ以上と言われたので、その通りにしてみる。
「・・・・・・短い」
定規で測って見ると、膝上19センチだった。
あと1センチか・・・・・・。
鏡で後ろ姿を確認してみると・・・・。
「もうちょっと、短く出来そうね・・」
セイン様は、20センチ以上と命令してきた。
ということは、それ以上短くすることを望んでいる筈だ。
それに・・・・
私自身も、それを望んでいるみたいだ。
これ以上スカートを短くするなんて、今までにやったことがない。
けど、やってみたかった。
もうこれ以上は本当に無理、というところまで短くしてみた。
鏡で、自分の姿を見てみる。
「これは・すごく、エッチね・・・・・」
少し動いてしまうだけで、パンツが見えてしまうんじゃない?と思うほどに短い。
でも、普通にしているなら、スカートの中を見られてしまう、危険はないような気がする。
実際、このぐらい短いスカートを穿いている人なら、結構見たことがあるし。
定規で測ってみよう・・・・・・。
「25センチ・・・・・・かなり短いけど、気をつければ大丈夫よね?」
自分を納得させるように呟き、このスカートの短さで大学に行くことに決めた。
これなら、セイン様の命令通りだし、私も、より恥ずかしいことが出来る。
よし、大学に行こう。


[8] ベンジー
外での露出課題を待っている間もドキドキしていたのだね。
セイン様からの命令は、まずスカートの丈を短くすることか。
膝上20センチは、なかなかのミニだね。
桜ひろみは、それを膝上25センチにしてしまったか。
やる気はバッチリだ。
下着を自分で洗うようにと言うのも気になるが、まずは大学でのリアルタイム調教だね。


[9] 桜ひろみ 私は変態になりたい
私は、家を出ると電車に乗るために、駅へと歩いて行く。
いつもと同じ、景色の筈なのに、いつもとは違う。
それはきっと、セイン様の命令でスカートを、すごく短くしたからだ。
膝上25センチのスカート。
少し歩いただけで容易に、パンティーが見えてしまう短さだ。
今日からは、これまで以上にスカートに気を付けていないと、知らない人にパンティーを見られてしまう。
「はぁ、あぁ・・・・そんなの、ダメ・・・・・・」
パンティーを、見られるなんて恥ずかしいこと、絶対にされたくない。
・・・・・・けどセイン様から命令があったら、私はどうするだろう?きっと悩む。
でも、最終的には命令通りのことを、してしまうんだろうと思う。
私は、それほどまでに、セイン様の命令に従順に、なってしまっていた。
セイン様の、メールによる調教は、まだそれほど長い期間を、やっているわけではない。
それでも、従順になってしまうということは、私はやはり露出狂で、羞恥行為が好きだからなのだろう。
駅に着いて改札を通ると、乗らなくちゃいけない電車に乗るのだが、それには階段を昇らなくてはならない。
目の前にある階段は、絶望的なまでに長く見えた。
「大丈夫・・・・・・大丈夫よ。カバンで、押さえていれば見られないわ」
階段を登っている女性が、スカートを押さえているのは、わりとよく見かける光景だ。
たとえ、どれだけスカートが、長かろうと短かろうと、不自然なようには見えない。
ただ、いつもより視線を感じるのは、気のせいなのだろうか?
「・・・・・・見られてる?うん、きっと見てる・・・・こんなに短いんだから、見られるよね」
私は、身体をぶるっと震わせた。
ちょっとだけで、気持ち良くなってしまったのだ。
一瞬、スカートを押さえないで、階段を昇ろうかと考えてしまったけど、さすがにそれはやめておこう。
いくら何でも恥ずかしすぎる。
階段を昇っていくと、視線を感じたような気がした。
それは、気のせいかもしれないし、本当に誰かに見られているのかもしれない。
目が、合ってしまうのが怖くて、とてもじゃないが後ろを、振り向くなんて出来ない。
見られているかもしれない。
そう思うだけで、私の秘所は湿り気を帯びてきてしまっていた。
(私、どんどんエッチになってきちゃってる)それもこれも、全部セイン様のおかげだ。
セイン様の言うとおりにしていれば、安全に恥ずかしいことが沢山出来る。
そう思うと、嬉しくて仕方がなかった。
階段を昇り、そして下りていく。
それでようやく私は、一息つくことが出来た。
もう少しで電車が来る。
今までのスカートだったら、そんなに気にしないですむ、電車が通過する時の風も、今はちゃんと、押さえておかないと、パンティーを見られてしまう。
(電車に乗るだけでもこんなに大変なのに、ちゃんと大学まで行けるの・・・・・・?)
スカートを、短くしただけでこんなに違うなんて、私、全然知らなかった。
階段を、昇るにもいちいち人目を、気にしなくちゃいけないし、それに大勢の人達が、私を見てくる。
(軽蔑の視線・ひんしゅくの視線)…怨念じみた視線も感じた。
普通だったら嫌だ。
知らない人にジロジロ見られるなんて、不愉快に決まっている。
(でも・・・・・・気持ち良い。
興奮しちゃうの・・・・・・)
本当に、見られているかどうかは関係ない。
見られているかもしれないという、ただそれだけで私の、アソコは濡れてきてしまう。
(こんなの変態よ・・・・・・)
けど私はその変態になりたい。
セイン様の命令によって、露出狂の変態になりたかった。


[10] ベンジー
膝上25センチのスカートで外出したのだね。
容易に下着が見えてしまう丈なんて、それはドキドキしたことだろう。
絶対に見られたくないと思うのは当然の女心だ。
それでもセイン様の命令は絶対になっていたのだね。
駅の階段は難関だったね。
カバンで押さえるのは女性ならば不自然にはならないか。
桜ひろみの場合は、押さえないで登ることも選択肢に遭ったようだ。
見られている、と意識してしまったのは過剰な反応だったかもしれないが、正確には見られていてもおかしくはない状協と言うことだろう。
そんな状況にアソコを濡らしていたのだね。
駅の階段でこれでは、知人のいる大学に着いたら、どうなってしまうのだろうね。