多絵の場合


[1] 多絵 先生が「裸になりなさい」って
私が、通っている学校(中等部)は、小・中・高・大の一貫校です。
現在は、男女共学ですが十数年前までは、女子校だったので全校(中等部)生徒の八割は女子です。
初等部から始めた人物デッサンを、中等部に進級した今現在も続けています。
幸い中等部にも、美術部があったので早速入部すると、新入部員は自分を含め十五人、しかも全員女子ばかり、これにはいささか驚きましたが、元は女子校だったのだから、仕方がないと割り切って、部活動に励みました。
顧問の教師も、30代前半の若い女性教師でした。
F先生とでもしておきましょう。
F先生も人物デッサンを、描くのは非常に重要だという考えで、先生が自らモデルになり、描かせてもらうことも多々ありました。
それから、部活動とは別途で、月に2回程度、先生のマンションで人物デッサンをしていました。
そんなある日、マンションでのデッサンが、終わった直後先生が、驚くべき提案をしてきたのです。
次回から、人物デッサンはヌードで行います。
当然、美術部の活動も同様です。
と、突然の宣告に、私を含む新入部員(15人)達は、動揺を隠せず冷や汗をかいていた。
私は、部活以外に写真集のヌードモデルをやっているので、ヌードデッサンと聞いても、さほど驚きませんでした。
むしろヌードと聞いて逆に、胸がワクワクしてきました。
まさか部活で脱げるなんてぇ〜すると、先生が
「それじゃ・・・新入部員は全員服を脱いで、裸になりなさい」
と命じたのです。
とは言っても、いくら命じられたとはいえはい分かりましたと、簡単に脱げるものではありません。
まして、同性とはいえ初対面の人の前で裸になるなんて、考えられないことだったのです。
みんな恥ずかしがって、一向に脱ごうとしない様子を見ていた先生が、「みなさん、そんなに頑張って、服を押さえても意味ないわよ!分かっているでしょ?・・・」「は、はい先生・・・」部員の一人が震えながら返事をした。
「分かったら、さっさと制服と下着を脱いで全裸になりなさい!・・・これも、部活動の一環なのよ…」


[2] ベンジー
多絵は美術部だったのだね。
人物デッサンを続けていたのか。
となると、ヌードモデルは必須の展開だね。
純粋に芸術的な美を求めていったら、女性の裸体以上に美しいものはないからね。
恥じらいは女性を美しくしてくれるものだ。
熱心な顧問の先生がいて、その先生が女性で、部員も女子ばかりなら当然の流れではないかな。
それでも、恥ずかしいものは恥ずかしい。
「全裸になりなさい」と言われて、部員たちはどうしたのかな。


[3] 多絵 写真集の撮影をやっています
ベンジー様こんにちは。
今日は、朝から雨の中写真集の撮影をやっています。
前回と同じように、台風??の影響で大雨のなか、学校(他校)の屋上で、撮影を強行しています。
横殴りの雨と風の影響で、何度も転倒しそうになりましたが、その都度懸命に耐えながら、撮影を続けています。
それと今回は、他校(小五)の生徒も加わり一緒に撮影をすることになったのです。
撮影当日まで、まったく知らされず撮影開始直前に、知らされた時は、いささか驚きましたが、こんなことは、初めてではなかったので、特に気にはならなかった。
相手の女の子は、私の、存在に驚き撮影を、拒否していたようで開始が三時間半遅れ、先ほど準備が始まりました。
では、これから撮影なので一旦失礼させて頂きます。
撮影が、終わり次第ご連絡致します。


[4] ベンジー
台風の中で写真集の撮影は大変だったね。
学校の屋上になんて、雨風も強かったことだろう。
相手の女の子がいるのは、気になるものみたいだね。
それでも強硬したわけだ。

さて、撮影は終わったのかな。


[5] 多絵 お洋服全部脱いでください
こんばんは、ベンジー様連絡が遅れ誠に申し訳ございませんでした。
昨日の撮影開始内容についてお話し致します。
昨日は、私達以外にも、一組のカップル(双子の姉妹??)が、撮影に参加していました。
年齢は、私と同じだと思います。
姉妹の撮影が、終了し私達の番になった時パートナーの女の子が、突然撮影を拒否し開始が、大幅に遅れ周りのスタッフが、四苦八苦しながら女の子を説得していましたが、なかなか聞き入れてもらえず、撮影中止も視野に入れていたみたいです。
おそらく、初対面である私の、存在が原因だと思い、私が彼女の説得を申し出たのです。
彼女の側に寄り添うと、傘?に入れてあげ、立ち上がるように、促すと素直に立ち上がったので、私は、彼女の肩を抱きながら…
「少し歩こうかぁ…」
すると、彼女は首を縦に振って一緒に歩き始めました。
同性の優しい振る舞いに、安心したのか緊張が解れ、心を開き始めたみたいです。
「大丈夫よ。少しも怖い事なんか、無いから安心して良いのよ」
しばらく間を置き、彼女は再度首を縦に振ると、納得してくれたようでした。
「じゃあ、撮影してもらおうね。」
心配そうに見ていた、スタッフさん達に撮影OKのサインを出すと、スタッフさん達の表情が緩み、素早く撮影の準備を始めました。
彼女の顔に、自分の顔を近づけ…
「それじゃあ、お洋服全部脱いでください」
そう言うと、びしょ濡れ状態になっている、彼女の服を脱がし始め、あっという間に全裸してしまう。
それに合わせて、私も脱いで全裸になりその場で彼女を抱きしめる。
その瞬間、素早くシャッターが切られ撮影が始まったのです。
暴風雨の中で、びしょ濡れになって寒いはずなのに、身体は火のように熱く蕩けそうになる。
吹き荒れる風が、何故かとても心地良い。
「ああぁ〜いい気持ちぃぃ〜」


[6] ベンジー
多絵たちの他にも撮影している双子姉妹がいたのだね。
それでいよいよ多絵たちの番になったら、パートナーの子が撮影を拒否したわけだ。
スタッフの説得では聞き入れて貰えず、多絵が話をしたのだね。
同年代の同性と話をして、パートナーの子も気持ちが楽になったのかな。
説得に応じてくれて良かったね。
多絵のお手柄だ。
暴風雨の中でびしょ濡れになっての撮影なのに、身体が熱くなって気持ちいいか。
それはどういう感情なのだろうね。